この記事でわかること
- 逆張りという手法について
- 逆張りに使える指標について
- 逆張りで投資するタイミングについて
バイナリーオプションには、FXに使われている「逆張り」という手法があります。
逆張りはチャートの動きをみて、使われる手法ですがBO初心者の方だと、どういったものか分からないかと思います。
なので、今回はバイナリーオプションでも使える逆張りについて解説していきます。
逆張りという手法とは
逆張りは、FXだけでなくバイナリーオプションでも使われている手法です。
逆張りの概要
為替の流れに逆らって投資を行うこと。
具体的には、「価格が上がっている時に、逆張りするなら下がると考えてLowに投資」や、「価格が下がっている時に、上がると予想してHighに投資」といった感じです。
簡単に言ってしまえば、「チャートの勢いがある方向と別の方向に投資する」で逆張りになると思って大丈夫です。
逆張りが活かせる相場について
逆張りは、全ての相場で効果があるわけではありません。特定の相場でないと活かすことができないのです。
逆張りを活かせる相場は、「ボックス相場」です
ボックス相場とは
保ち合い状態で、高値と安値が一定の価格でいったりきたりする相場
ちなみにボックス相場は、別名で「レンジ相場」と呼ばれることもあります。
何故ボックス相場が、逆張りを活かせるのかについて理由もご紹介します。
逆張りは、基本的に相場の天井や底値で投資することが多いです。そのため、相場の値動きが活発でないと効果が発揮しません。
ボックス相場は、価格が一定の値幅で往復しており、値動きが活発なのです。
つまり、「逆張りとボックス相場は相性が良い」といわけです。
これが、ボックス相場で逆張りが活かせる理由になります。
トレンドが発生しているような相場の場合、逆張りではなく順張りで投資をするようにしましょう。
逆張りがしやすい時間帯ってある?
逆張りがしやすい時間帯とは、ボックス相場になりやすい時間帯ということになります。
ボックス相場になりやすい時間帯
東京市場が開いている9時から17時まで
この時間帯は、他市場の開いている時間帯に比べて、大きな価格変動が起こりずらいのです。
突発的なニュースによる影響がなければ、ボックス相場になりやすく逆張りがしやすいです。
東京市場以外であれば、ニューヨーク市場もボックス相場になりやすいので、この2つのどちらかの時間帯で逆張りをしましょう。
逆張りで使える指標
ただ逆張りをやろうと思っても、うまくバイナリーオプションで勝つことはできません。
バイナリーオプションで勝つためには、チャートの分析をして投資するのが大事です。
なので、チャートの分析ができて逆張りの投資にも使える指標をご紹介します。
逆張りで使える指標
- RSI
- サイコロジカルライン
- 移動平均乖離率
- ストキャスティクス
- ATR
これらの指標は、逆張りでの投資の際によく使われています。
使うことで、投資家の心理を分かりやすく数値化したり、相場の買われすぎや売られすぎを見つけやすくでき、投資の予想がしやすくなります。
各指標については、下記の記事にて解説していますのでご参考にしてください。
逆張りで投資を行うタイミング
バイナリーオプションで逆張りを行うなら、投資のタイミングを覚えておきましょう。
逆張りでの投資タイミングは、基本的に3つあります。
逆張り投資のタイミング
- 指標を使って出たサインに従う
- ラインの反発が起ったら投資
- ローソク足のパターンをみて投資
逆張りでの各投資タイミングについて見ていきましょう。
指標を使って出たサインに従う
上記で紹介した指標は、外部ツールを使うことで投資のサインを出すことができます。
サインを確認したら、それが逆張りを使った投資のタイミングになります。
以下の指標が、投資のタイミングを計るのに使えます。
サインとして使える指標
- RSI
- ストキャスティクス
逆張りで外部ツールで指標を使う時に、迷った時はこの2つの指標を使ってみると良いです。
ラインの反発が起ったら投資
為替相場は、高値や安値になりやすいラインがあります。
チャートをしっかりと見ておくことで、両者どちらかのラインで反発が起ることを確認できます。
ライン付近で反発が起れば、それが逆張りのタイミングとなります。
ローソク足のパターンをみて投資
ローソク足をみることで、逆張りのタイミングを知ることができます。
ローソク足の形によって、上昇から下降に転じたり、下降から上昇に転じることがわかります。
この方法でタイミングをつかむには、ローソク足について詳しくなっておく必要があります。
ローソク足について下記の記事にて、解説していますので参考にしてください。
まとめ
バイナリーオプションでも使える逆張りについて、解説してきましたがいかがだったでしょうか?
逆張りは、ボックス相場であれば大きく活かせる手法です。
順張りよりも投資のタイミングが掴みにくいため、RSIやストキャスティクスなどを使って、逆張りで投資していくことがおすすめです。
他にもラインやローソク足などの見極めによる投資でも、逆張りがしやすくなります。
使える状況は相場によりますが、バイナリーオプションでも有効な手法ですので、覚えておきましょう。