この記事でわかること
- モンテカルロ法とは何か
- メリットとデメリットについて
- バイナリーオプションで使えるのかについて
バイナリーオプションやFXなどの投資では、利益が出していくために様々な手法が使われています。
数が多く知らない手法があったりすると思います。
そこで今回は多くの手法から「モンテカルロ法」に、注目して解説していきたいと思います。
モンテカルロ法とは
モンテカルロ法とは、元々カジノで使われている手法です。法則に従って数列を書き出し、導き出した数字を次のベット額としている手法なのです。
これはカジノで使われているモンテカルロ法で、バイナリーオプションの場合は異なった手法になります。
バイナリーオプションのモンテカルロ法は、導き出した数字と投資の勝敗から投資額を決めて段々と上げていく手法です。
モンテカルロ法のルール
- 数列を作る(例:1,2,3)
- 数列の両端を足す(例:1+3=4,000円)
- 投資で勝ったら数列の両端を削除
- 投資で負けたら数字を追加
- 数列の数字が1つもしくは無い場合終わり
モンテカルロ法のルールはこのようになっています。
ルールだけを見ると、どのような手順なのか分かりにくいと思います。
なので手順も解説していきます。
モンテカルロ法の手順
今回は、ペイアウト率は2倍とした時に投資額を4,000円としたいと思います。
- 投資額4,000円だと数列が(1,2,3)になります
- 数列から足すと4になる1と3を取り出します
- 投資で負けたら、数列に4を加えます
- 4を加えた数列(1,2,3,4)
- 数列から1と4を取り出し、足して5にします
- この5は、次の投資額5,000円になります
- 投資で勝てたら数列の両端にある数字を消します
- 両端を消した時の数列(2,3)
- 次に残った数字を足して出た数字分の投資額で投資をします
- 勝った場合は、2と3は消えて終了になります。
- 負けた場合は、数列に5を追加します
- 再度数列の両端を足して、投資を行っていきます。
これがモンテカルロ法の手順となります。
この手順にでやることで、仮に最初損失が出たとしても、徐々に取り戻していくことができます。
ただ投資で負けが続くと、損失もその分大きくなっていくので、そこがネックではないでしょうか。
どことなくマーチンゲール法と似ていますね。
モンテカルロ法のメリット
モンテカルロ法のメリットは、なんといっても最終的にプラスになることです。
理論上プラスになるわけですが、ただモンテカルロ法で投資を行うだけだと、うまくいかないことがあります。
うまくいくようにチャートの確認や、テクニカル分析などから得れるデータを使って投資していきましょう。
モンテカルロ法のデメリット
モンテカルロ法のデメリットはいくつかあります。
デメリット一覧
- 最終的な利益が小さい
- ある程度資金の用意が必要
- 負け続けると終わらない
- 手順を間違えると損失額増える
モンテカルロ法は、最終的にプラスなればその時点で一旦終了になる手法ですから、得られる利益が少なくなってしまうデメリットがあります。
利益が少ない割には、投資で負け続けていく損失が大きく、取り戻すためにかなり資金を使うことになります。
そのため最悪負け続けてしまうことを考えて、始めるための資金をある程度用意しておく必要があるのです。
モンテカルロ法は、手順を間違えると計算が合わなくなり、本来よりも損失が大きくなったり、プラスまでの投資回数が増えてしまうことがあります。
ですので、手順を間違わないためにメモとかを取っておきましょう。
モンテカルロ法はBOで使える?
結論から言えばモンテカルロ法は、バイナリーオプションで使うことはできます。
ただし、バイナリーオプションを始めたばかりの人にはオススメできません。
オススメできない理由は、投資のコツや分析のやり方を熟知していないからです。
ただなんとなくモンテカルロ法を使って投資たとしても、たまに勝つことがあっても負けの方が多くなり、結局損失のままで終わってしまいます。
バイナリーオプション初心者の方は、まず投資やテクニカル分析のやり方を覚えるようにしましょう。
バイナリーオプションに慣れている方は、今の自分にあったリスクなのか判断して、手法を使うようにしましょう。
まとめ
モンテカルロ法について、解説していきましたがいかがだったでしょうか。
この手法は、一気に利益を出すわけではなく投資で損失が出た時に、リカバリーとして使うのが理想だと思います。
ただ状況によっては、口座の資金を余計に使ってしまうので、余裕が無い時にリカバリーでやるのは良くないです。
余裕が無いのに強行してしまうと、取り返しがつかなくなることもあるので注意しましょう。
ですので自分の資金に余裕があると感じた時のみ、モンテカルロ法を使うようにしましょう。