この記事でわかること
- ターボ取引の種類について
- ペイアウト率や判定時間などについて
- ターボ取引の注意しておきたいこと
ハイローオーストラリアの投資には、HighLow(ハイロー)とTurbo(ターボ)の2つがあります。
HighLowはバイナリーオプションの中で一般的な取引方法で、投資初心者の方でもある程度は知っているのではないでしょうか。
一方、もう一つの取引方法のターボ取引について知っている人は初心者の方だといないと思います。
ターボ取引は、判定時間が「30秒」から「5分」までの取引でハイロー取引とは別の取引です。
今回は、ハイローオーストラリアのターボ取引について詳しく解説していきたいと思います。
ハイローオーストラリアのターボ取引は2種類
ハイローオーストラリアのターボ取引は、「Turbo(ターボ)」と「Turbo(ターボ)スプレッド」の2種類があります。
各ターボ取引の特徴
- ターボ取引:HighLow取引よりも判定時間が短く、全体的にペイアウト率が高め
- ターボスプレッド取引:ターボ取引にレンジ幅が設けれ投資が難しい取引
国内ではあまり見かけませんが、海外のバイナリーオプションだとハイローと同じぐらい一般的な取引となっています。ハイロー取引で1日取引のみで投資できた株価指数や金などは取り扱われておらず通貨ペアだけとなっています。
イーサリアムやビットコインなどは「BTC/JPY」「ETH/JPY」という形で、通貨ペアとして投資ができるようになっています。
基本的にどちらのターボ取引も、判定時間が短く設定されており投資予想が難しくなっています。難しい分ペイアウト率がHighLow取引よりも高めになっています。
ターボスプレッド取引に関してですが、レンジ幅が追加で設定いるので通常のターボよりも予想が難しくペイアウト率もより高くなっています。
ただし、ターボ取引よりも勝ちにくいのでバイナリーオプションを始めたばかりの初心者は無理に投資をしない方がいいです。
ターボ取引の判定時間
ハイローオーストラリアのTurbo取引で、判定時間がどうなっているのか見ておきましょう。
判定時間
30秒、1分、3分、5分
Turbo取引の判定時間は、基本的に短時間で終了するものばかりとなっています。
判定時間が短いほど、投資の結果がすぐにわかりますがその分投資予想が難しくなっています。
なので、HighLow取引の感覚で投資しないようにしておきましょう。
ターボ取引のペイアウト率
続いてターボ取引時のペイアウト率を見ていきましょう。
HgihLow取引よりも高めに設定されており、投資家にとってはかなり魅力的だと言えます。
ターボ取引とターボスプレッド取引によって、ペイアウト率が異なるので両方を紹介していきたいと思います。
ターボ取引の場合
まずはターボ取引のペイアウト率からです。
最低 | 最高 | |
---|---|---|
30秒 | 1.95 | 2.00 |
1分 | 1.85 | 1.95 |
3分 | 1.80 | 1.90 |
5分 | 1.75 | 1.85 |
判定時間が短いほど、ターボ取引のペイアウト率が高くなっていきます。
最低ペイアウト率は「1.75」で、最高ペイアウト率が「2.00」となっています。
ターボ取引で最も判定時間が長い5分だと、ペイアウト率がHighLow取引とほとんど変わりません。
ターボスプレッド取引の場合
次にターボスプレッド取引のペイアウト率を見ていきます。
最低 | 最高 | |
---|---|---|
30秒 | 2.25 | 2.30 |
1分 | 2.15 | 2.20 |
3分 | 2.00 | 2.05 |
5分 | 1.95 | 2.00 |
ターボスプレッド取引のペイアウト率は、最低でも「1.95」で、最高だと「2.30」とかなり高めに設定されています。
通常のターボ取引よりも投資予想が難しいので、よりペイアウト率が高くなっています。
より利益重視で投資を行っていきたいのであれば、ターボスプレッド取引がおすすめになります。
ターボ取引の投資対象
次にTurbo取引で取り扱われている投資対象について解説していきます。
ターボ取引とターボスプレッド取引のどちらとも共通で11種類の投資対象があります。
11種類の投資対象
- AUD/JPY
- AUD/USD
- BTC/JPY
- BTC/USD
- ETH/JPY
- ETH/USD
- EUR/JPY
- EUR/USD
- GBP/JPY
- NZD/JPY
- USD/JPY
以上がTurboとスプレッドの投資対象となります。
HighLow取引であれば全32種類ですが、ターボ取引だと半分以下の数になっているようです。
ターボ取引で取り扱われているものは、基本的に取引量が多いメジャーなものばかりです。
取引量が多いと為替の変動が小さくなり、かなり予想がしずらくなります。
そのため、なるべく変動が多い時間を狙って投資をするようにしましょう。
ターボ取引の狙い目は緩やかな時?それとも激しい時?
ターボ取引でチャートの変動が緩やか時か激しい時のどっちが投資のタイミングとしていいのでしょうか。
結論を逝ってしまえばどちらでも構いません。
まずは、値動きが激しいときに気をつけるべき点。強いトレンド相場が形成され、価格の値動きが1方向のみに向いているという場合は、単にその方向に順張りで投資をすればいい話です。トレンド転換やレンジ相場入りのタイミングは見極めておく必要はありますが、それさえ怠らなければ高い確率で利益を望めるでしょう。
ただし、十数秒など極めて短時間でレートが大きく動いた場合、直後にその値動きを帳消しにする方向に再度値動きする可能性があります。特にレジスタンスライン/サポートライン近辺で、それまでの方向とは逆側に急変が起きた際にはより一層注意が必要になります。
各ラインで逆行が起こった場合
ラインに達したタイミングでの利食い決済、あるいは損切り決済である可能性があります。トレンドの転換などがチャートから予測できない場合、押し目買い/戻り売りを狙っていたトレーダーがそれぞれ注文を入れると推測されます。これによって値動きは再度逆行することになります。
チャートが穏やかだったら5分取引
チャートが穏やかな動きを見せていてトレンド相場を形成しているなら、ターボ取引の最長時間である5分取引がおすすめです。
5分足のローソク足チャートでトレンドの発生が確認され、かつそれが十分に勢いがある場合は、1分足チャートで投資のタイミングを図り、上昇トレンドの際は可能な限りの安値、下降トレンドの際は高値を狙って投資すると良いです。
ターボ取引で注意しておきたいこと
ハイローオーストラリアのターボ取引で投資をやっていく際に注意しておきたいことをご紹介しておきます。
注意しておきたいこと
- 判定時間が短いものは危険
- ターボスプレッドは勝ちにくい
各注意点について、詳しく解説していきます。
判定時間が短いものは危険
Turbo取引最大の魅力はペイアウト率の高さですが、高いほど判定時間が短くなります。
判定時間が短いと、過去の傾向によるデータ分析がしずらく予想が難しいのです。
また投資回数も他の取引と比べて多くなりやすく、損失も増えやすいです。
順調に利益を出していきたいのであれば、ターボ取引だと判定時間5分がちょうどいいです。
ターボスプレッドは勝ちにくい
そもそもターボスプレッド取引は、決められたレンジ幅の以上か以下で結果が決まります。
そこにターボ取引の要素である、判定時間の短さが加わったものがターボスプレッド取引です。
ターボ取引は為替の変動が小さいものが多いので、スプレッドによるレンジ幅を超すことがほぼ運要素となってしまいます。
そのため、ターボスプレッド取引が勝ちにくい投資であると言われているのです。
バイナリーオプション初心者だけでなくベテランの投資家でさえ、損失を増やしやすい投資です。
なので、利益を順調に増やしていくためにも通常のターボ取引で投資を行うようにしていきましょう。
ターボ取引でオススメの分析方法
ハイローオーストラリアのターボ取引をやっていくのなら分析はやるようにしましょう。どのような分析をしたらいいのか分からない方向けにオススメ3つをご紹介します。
オススメ分析方法3種
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- MACD
移動平均線
移動平均線は「単純移動平均線」や反応が素早い「指数平滑移動平均」のどちらかを使ってください。理由としてはこの2つの移動平均線であれば、短期チャートで使用する時に大差が無いためです。
移動平均線には3つのシグナル「ゴールデンクロス/デッドクロス」「パーフェクトオーダー」「グランビルの法則」などがありますが、今回はゴールデンクロス/デッドクロスを見るようにしてください。
ゴールデンクロスやデッドクロスなどはクロスの角度によってはターボ取引で充分に利用可能です。勿論ですが、頻繁に利用できるクロスが見られるとは限りません。
ですので移動平均線を使って予想する時は、線がクロスしているところを注視しておくようにしてください。もしクロスがあればそのタイミング辺りが投資の狙い目になります。
パーフェクトオーダーはトレンドが発生しているか確認するためのシグナルなのですが、このシグナルがあってもターボ取引だと状況変化が起こりやすいので投資のタイミングを見逃しやすいです。そして、グランビルの法則もチャートが法則に則った動きをしていても急に反転などを起こす場合があって投資のタイミングが掴みづらいです。
ボリンジャーバンド
ターボ取引だとボリンジャーバンドの「バンドウォーク」もかなりオススメの分析方法です。
バンドウォークとは
ボリンジャーバンドにローソク足が連続で触れたことを指しています。
ボリンジャーバンドで分析する時に注意して置いてほしいことがあります。移動平均線とローソク足がクロスした場合、抜けた直後にその付近でもみ合う可能性があります。ローソク足が抜けた後、少しチャートの変動を観察するようにしてください。
MACD(マックディー)
移動平均線やボリンジャーバンドなどのトレンド系指標以外だと、オシレーター系で知られている「MACD(マックディー)」がオススメです。
MACDとは
チャート上で2つのラインを使ってトレンドを読む指標になります。
MACDで見ておきたいところは、MACD線とシグナル線のクロスしている箇所です。見る際に注意しておくことは、両方の線の勾配です。特にMACD線はシグナル線に比べて過敏な反応をすることが多いのでご注意ください。
まとめ
ハイローオーストラリアのターボ取引について、解説してきましたがいかがだったでしょうか。
ハイローオーストラリアのターボ取引には、通常のターボとターボスプレッドの2種類があります。
ターボ取引は、HighLow取引との違いとして判定時間がとても短くなっています。
判定時間が短い分、ペイアウト率が高めになっています。
一方、ターボスプレッド取引は判定時間が短いことはもちろんのこと、そこにレンジ幅を設け予想が難しい投資となっています。
ターボよりもターボスプレッド取引の方が、少し高めのペイアウト率となっています。
基本的に短いほどバイナリーオプションの投資は難しいので、ターボ取引やターボスプレッド取引などで投資を行う際は、なるべく判定時間が長いものを選ぶのが無難です。
もしリスク覚悟で投資を行うのであれば、ターボスプレッド取引が1回の投資で大きな利益を得やすいです。
ですが、ターボスプレッド取引は初心者やベテラン関係なく難しい投資ですので、うまくいかない時は早めに辞めるようにしましょう。
ハイローオーストラリアのターボ取引を練習したい場合は、公式のデモサイトがありますのでそちらで練習してみてはいかがでしょうか。
ハイローオーストラリアについてより知りたい方向けに、どのような業者か解説している記事がありますのでぜひお読みください。