【ハイローオーストラリア】合成通貨ペアで投資するのはアリ?それともダメ!?

ハイロー講座

バイナリーオプションでは、合成通貨ペアで投資する合理性があまりなく、普通であれば人気のUSD/JPY(米ドル円)や取引量世界1位のEUR/USD(USD)を選ぶでしょう。

では、ハイローオーストラリアで合成通貨ペアを選んで投資するのはアリなのか、それともやってはダメなのか気になるではないでしょうか。

そこで今回は、ハイローオーストラリアで合成通貨ペアはどうなのか詳しく解説していきたいと思います。

ハイローオーストラリアの合成通貨ペアの要点

  • 合成通貨ペアは米ドルが含まれていない物を指す
  • ハイローで合成通貨ペアの投資は全然ナシ
  • 予想や分析が難しいのにペイアウト率は普通

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合成通貨ペアって何?

そもそもですが、合成通貨ペアが何なのか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

合成通貨ペアとは

米ドルが含まれない通貨ペアの総称

合成通貨ペア以外に「ドルストレート」と呼ばれる米ドルを含む通貨ペアの総称があります。合成通貨ペアとドルストレートの2つの総称が通貨ペアとなります。

合成通貨ペアのレートは、2つの通貨をそれぞれのドルストレートから算出します。

合成通貨ペアのレートの具体例

EUR/JPY = EUR/USD ✕ USD/JPY

このようにEUR/JPYは、EUR/USDとUSD/JPYの掛け合わせで作られています。このときのEUR/USDとUSD/JPYは、EUR/JPYのクロスレートと呼ばれています。

日本だとクロス円の合成通貨ペアが人気!

日本国内のお話になってしまいますが、バイナリーオプションやFXなどは円を決済通貨とした合成通貨ペアの「クロス円」がとても人気です。

合成通貨ペアは価格変動が大きくなりやすい特徴があります。EUR/JPYで例えるとEUR/USDとUSD/JPYが強く影響しているからです。

2つのドルストレートが同じ方向でトレンドを発生させている時は、それに応じた合成通貨ペアもその方向へ大きく動きます。両者で違う方向のトレンド発生だと乱高下が起こりやすくなり流動性も低くなります。

価格変動が大きいということは、短い判定時間の取引で大きな利益を出せる可能性がある一方で、同様に大きな損失を生み出すリスクがあることになります。

もしもクロス円の合成通貨ペアで投資を行うのであれば、リスクを伴いますが短い判定時間を選ぶことをオススメします。

ドルストレートは中長期の判定時間

合成通貨ペアとは違いドルストレートは価格変動が小さいので長中期の判定時間を選ぶと良いです。

ハイローで合成通貨ペアの投資はアリ?

結論

全然ナシ

ハイローオーストラリアで短期の判定時間なら大丈夫なのでは?と思う方がいらっしゃるのではないしょうか。

価格変動が大きいということはチャートで見た時にブレ幅も大きくなってしまうということです。なので仮に判定時間が短くても、普通に予想するのが難しくデータ分析もやりづらいです。

上記では、あくまでも合成通貨ペアのクロス円を選んで投資するなら短い判定時間をオススメしましたが、わざわざ合成通貨ペアを選んでまで投資する理由はほぼありません。

BOだと価格変動は重要ではない

バイナリーオプションの基本的になルールを振り返ってみればわかることですが、価格変動はそこまで重要ではありません。

バイナリーオプションは、為替相場や株価指数などを対象に、あらかじめ決められた時点、期間の騰落を予測し、ある値よりも高いか低いか、一定の範囲に収まっているかなど、二者択一で選ぶ取引です。

合成通貨ペアで大きな利益を出せるという特徴は、価格変動の大きさがそのまま損益に繋がるFXに限った話で、バイナリーオプションだと投資時よりも高いか安いだけでなので大きな利益になるというわけでないのです。

ただし、トレンド発生による価格変動が起こる可能性が高いと分かれば、投資予想がしやすいので勝つための情報としては役に立ちます。

合成通貨ペアの分析は難しい

合成通貨ペアの値動きを分析する際、それに関係するクロスレートも一緒に見ておかないといけません。合成通貨ペアだけをテクニカル分析してもいいんですが、クロスレートを見ておくことで、一方にトレンドが発生を確認したらもう一方で同じ方向にトレンドが発生するまで待つということができ、多角的な分析や投資の手法を選ぶことができたりします。

まぁ合成通貨ペアを正確に分析したいのであれば、クロスレートを忘れないようにということです。

ドルストレートの場合

ドルストレートの場合、合成通貨ペアのようにクロスレートも分析するという手間はありません。

ドルストレートは、FXやBOなどの投機的取引以外にも、企業や銀行などによる実需取引が行われています。これにより安定した高い流動性が維持されているので、合成通貨ペアよりも比較的簡単に分析を行うことができます。

そして、ドルストレートはクロスレートが無いことで、USDと相方の通貨だけに注目して分析を行えばいいので、合成通貨ペアよりも分析の数が少なくて若干ですが楽と言えます。

これらを踏まえると、合成通貨ペアを使ってまで投資する必要はないと言えるでしょう。

ペイアウト率はドルストレートとほぼ一緒

合成通貨ペアとドルストレートのペイアウト率をハイローオーストラリアで比較してみたところ、ほぼ変わりがないということが判明しました。

通貨ペア 判定時間 ペイアウト率
USD/JPY 3分 1.90
EUR/JPY 3分 1.90

このように合成通貨ペアは、予想や分析が難しいのにドルストレートと変わらないペイアウト率となっているのです。ただし、30秒取引などではドルストレートのUSD/JPYが少し高くなっています。

ペイアウト率でもドルストレートより見劣りしているので、ますます合成通貨ペアで投資しなくいいと言えます。

まとめ

今回、ハイローオーストラリアで合成通貨ペアに投資するのがアリなのかダメかについて解説してきましたがいかがだったでしょうか。

合成通貨ペアは、2つのドルストレートをベースにした通貨ペアで、関連のドルストレートの影響を強く受けやすいです。

両者が同じ方向でトレンド発生すると合成通貨ペアもその方向へ価格が変動します。ですがバラバラの方向にトレンドが発生してしまうと乱高下が起ってしまいます。

そのため、合成通貨ペアを分析する時、関連しているドルストレートも一緒に分析しておくことが大事になってきます。そうしておかないと1つだけを分析しても予想がかなり難しいです。

ドルストレートよりも予想が難しいのですが、ハイローオーストラリアではペイアウト率がまったく一緒となっています。

色々な要因を踏まえた上で、ハイローオーストラリアで合成通貨ペアを選んで投資するのはダメと思った方が良いでしょう。

もし試しで投資するのであればハイローオーストラリアのデモ取引を活用してみてはいかがでしょうか。

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